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同人で東方projectを語るサイト

弾幕が下手で、東方projectのキャラをあまり知ることができない方専用。同人による幻想郷の世界観を紹介します。

東方永夜抄 〜 Imperishable Night.

 東方永夜抄 ~ imperishable night。第4段に当たり、おとぎ話「かぐや姫」をテーマにした物語です。

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 東方projectでは、この月が非常に重要なポイントになります。

 月とは、地球の民と異なり「穢れ」の呪縛から解き放たれ人間が住む都です。

 今回は、そんな月から罪人として逃亡する「蓬莱山輝夜(ほうらいざんかぐや)」

と、彼女を匿う「八意永琳(やごころえいりん)」が起こした異変です。

 ゲームの内容としては、その異変の原因そのものを主軸にしていないので、ゲームのあらすじを紹介した後に、異変の原因について解説します。

 ゲームのあらすじ紹介動画が投稿されていたので、サムネを貼ります。

霧雨魔理沙とアリスマーガトロイド編

西行寺幽々子魂魄妖夢

  •  異変の原因

 月のお姫様だった「蓬莱山輝夜(ほうらいざんかぐや)」は、穢れない月の民として永遠の時を生きていた。東方projectでの「穢れ」とは、寿命ことを指す。月では、寿命という呪いに罹った地球の民を、「罪人」と呼んでいた。

 しかし、そんな都の生活に嫌気が差した蓬莱山輝夜(ほうらいざんかぐや)は、賢者にして家庭教師でもあった八意永琳(やごころえいりん)に、ある薬の作成を依頼する。それは蓬莱の薬と呼ばれる不死の薬だった。

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 八意永琳(やごころえいりん)は、「あらゆる薬を作る程度の能力」を有し、蓬莱山輝の「永遠を操る程度の能力」の力を借りて、見事禁忌の薬を作成してしまう。

 それを飲むことが罪人の証であり、月から逃げる口実が欲しかった蓬莱山輝は、蓬莱の薬を飲み地球へ幽閉される。その気まぐれによって、蓬莱山輝は世に言う「竹取り物語」にヒロインになることになった。

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 罪人として地球に流れ着いた蓬莱山輝は、地球の民に優しく育てもらっていた。しかし罪人とはいえ、月の高貴な姫の一人。幽閉からある程度すると、月から使者が現れた。これが「竹取物語」の最後である。

 仮に月の都へ戻っても、罪人は罪人。自由のない幽閉生活が待っていると分かった彼女は、月の帰還を拒否する。月からの使者には、彼女をにしてしまった八意永琳の姿があった。八意永琳はその罪の意識から、姫の願いを聞き届けようと、一緒にきた使者を殺害し二人で逃亡を始める。この逃亡の最中、幻想郷へと辿りつく。

 逃亡の本拠地として、「迷いの竹林」と呼ばれる自然が生んだ迷路を選び、そこの主で兎の親分だった、「因幡てゐ」に助力を求めた。

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 因幡てゐは、仲間の兎たちに知恵を与える代わり、彼女たちの家である「永遠亭」を外敵から見つからないようする契約を結んだ。

 その後、月から逃亡してきた月の兎である「鈴仙優曇華院イナバ(れいせんうどんげいなば)」が永遠亭」に流れ着く。彼女は月の民ために働く戦闘員生活に嫌気が差し逃げてきたのだった。

 月の兎には、月の兎同士での通信が可能であり、八意永琳は、鈴仙優曇華院イナバを月の情報を手に入れる間者として招き入れた。

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 こうして、永遠亭」は月からの脅威を感じない平和な生活を築いた。

 ところが、ついに月の民が、永遠亭」の所在を突き止めたという情報を入手した八意永琳は、姫を守る為に幻想郷の月を隠す術を発動させる。月と幻想郷に結界を張ったのだ。これが東方永夜抄 〜 Imperishable Night.で異変のである満月喪失である。

 結局主人公たちにフルボッコされたが、そもそも幻想郷という世界自体、日本のとある山間を博麗大結界という大規模な結界で隔離閉鎖したものであり、博霊大結界があるので月から使者が侵入することはまず無いことを知り、彼女たちの隠居生活は終終わりを迎えた。

 

●Extraモード yahoo知恵袋から抜粋

 『Extraモードはみんなで肝試しをしようという話で始まる。
蓬莱山輝夜曰く「ついでだから、あいつも退治してくれると助かるんだけどね。」
「人魚の肝を食らうと不老不死になるというが果たして?」
っというなにやら気になる始まり方。そして肝試しの最中竹林で「藤原妹紅」というキャラと出くわすこととなる。
輝夜との戦闘の決闘前の腕慣らしという具合に戦闘になるのであった。

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 ちなみにこの話には深いバックストーリーがある。
 御伽草子竹取物語には」五つの難題というのがある。中学か高校の古典の授業で少しやったかもしれないが、美しい少女へと育ったかぐや姫の下に5人の貴族が結婚を申し込むと、出来るはずのない無理難題を押し付け、成功したら結婚してやるという話。
 その貴族の中に、平安時代一大勢力を築き上げた伝説の貴族、藤原氏家の人間「藤原 不比等」という男がいた。「蓬莱の玉の枝」というものがあるからそれを献上しろという難題を出されたがこの男、一年近く山に身を隠し、偽造した蓬莱の玉の枝を差し出すというあくどい行動をとった。
 もちろん一発で見抜かれ逆に恥をかかされる結果となった。そしてこの男の隠し子として存在していたのが藤原妹紅・・・という設定。
 実際文献には藤原不比等の子供五人が記録に残っているが末っ子の名が明らかにされていないという。そこに藤原妹紅というキャラクターをすべりこませたあたりにZUN氏の才能が垣間見える。
 竹取物語には、かぐや姫が月にかえってしまったことを嘆いた天皇かぐや姫からもらった蓬莱の不死の薬を天まで届く山の頂上にて燃やすよう家来に命令した。そして後に不死の薬を燃やした山としてその山は富士山と名づけられたのだ。ところが、実はというと東方永夜抄での解釈では、藤原妹紅は父に恥をかかしたかぐや姫・・・つまり輝夜を憎み、蓬莱の不死の薬を盗み出してしまい、しかも服用してしまった。
そして不老不死になり、周りの人間から恐れられた妹紅は流れに流れ幻想郷に流れ着いたという少し切ない物語。
 そして出会った長年の宿敵。日常と化している二人の殺し合いは永遠を生きる者同士の傷の舐め合いでもある。』

 ちなみに、東方project内では、「藤原不比等」を手に入れた蓬莱の玉の枝は本物だったらしい。彼も1年の隠居生活の中で、幻想郷にたどり着いたのかもしれない。

 最後に、キャラクターイメージは、「東方幻奏画報」というとらのあなから出版された、東方Projectの画集を使わせて頂きました。